りんごの剪定


りんごの剪定をはじめました。
併せて3年目になる若木の整枝もおこなってます。

若木は上枝より角度がきつくなるような枝は落とし、弱めの枝を残します。
まだまだ樹形は変わるので、この段階では主枝亜主枝は決めずにだいたいの形でとめておきます。

これが・・・

   ↓
こうなります。

来年になれば樹の形が見えてくるでしょう。


成木の剪定については、1月26日の剪定講習会で教わってきたことがまったく活かせません。
講習会で云っていたことと、親父の枝の切り方が全然違うためです。

どういう枝に果実を生らせるかという根本が違っているため、それに合わせた枝の作り・樹の作りから違ってきます。具体的にいえば、講習会の指導では短果枝に実をつけることになっていますが、親父は長果枝にこそいい実ができるといいます。JAの指導はデータに基づいているんだろうし、親父の考えは経験に裏打ちされているでしょう。どちらが正しいかというと、たぶんどちらも正しいんだと思います。一見相違する意見でも、元になる思想が違うことがわかれば、どちらも理にかなっているはずです。

わたしがJAの指導を完全に理解している訳ではないので、とりあえずは親父の云うとおりに剪定を進めることにします。それとは別に、1本樹をもらうことにしたので、その樹で講習会で教わったことを実践しようと思います。おそらく長果枝に生る樹から短果枝に生る樹に切り替えるまで3年はかかると思いますが、実際にやってみて納得いけば、それから園全体に広げていけばいいわけで、当面の収入を考えればいきなり全部切り替えるリスクを回避する意味でも妥当なところでしょう。