アスパラ春期消毒
昨日までにさくらんぼの摘蕾は終了。
面積狭いわりに時間がかかりました。
本日の作業はアスパラガスの株の消毒。
アスパラは収穫後の晩秋〜冬季に枯れた茎部を切除し、切除した茎は焼却します。その切除で残った株の部分には茎枯病などの菌が残っているので、本来はバーナーで焼くのがいいのですが、あいにくバーナーがないので(今期購入検討中)春期作業が始まるこの時期に殺菌消毒することにしました。
薬剤はベンレートを300L。株を中心に土壌全体に散布します。消毒作業は準備も含めて2時間程度で終了。
午後からは同じくアスパラで支柱とネットの修復。
折れたり曲がったりした支柱を抜いて新しいものと交換します。ネットは切れたところを繋ぎ、たるんでいるところはひとマス分詰めたりします。
ともに作業完了で、あとはマイカー線をぴっちり張りなおせばOK。今後は施肥作業になります。
それにしても路地もののアスパラなんて出荷できるんだろうか。
5月までに原発事故が収まっても、その後の放射性物質の残留など問題は山積。厳しい状況は続きます。
軽油と消毒と摘蕾
JAで早朝に軽油の販売がありました。
昨今の時節柄、普通のガソリンスタンドではなかなか軽油が買えないので、JAが特別に会員(農家)向けに融通したものです。ガソリンじゃなく軽油というのがミソで、この時期の農作業ではトラクターによる耕運とスプレヤーによる消毒(農薬散布)が必須になり、その手の機械はみんなディーゼルエンジンのため軽油が必要となります。うちも軽油の買置きがなくなって「そろそろ買わなくちゃね」と云っていた矢先に今回の地震だったので、畑も耕せずに困っていたところでした。
販売といっても無制限ではなく、1人15Lで120名限定。
9時から販売のところ、親父が6時前から並んで7時半くらいからわたしが交代で並んで購入しました。さすがにその時間だと整理券番号7番で楽勝でしたが。それでも9時前には120枚の整理券配り終わって、あとから来た人にJA職員さんが謝ってたくらいでした。
軽油購入後早速りんご、もも、さくらんぼもスプレヤーで消毒作業。
本年1回目はカイガラムシの防除が主になるようです。
まずりんごに機械油18Lを500Lの水の溶いたものを散布。
次に硫黄合剤18L×2とハーベストオイル20Lを1000Lの水にといて、ももとさくらんぼに散布。

午後からは引き続きさくらんぼの摘蕾。
もう3月も終わるというのに冷たい風がやたらと強く吹いて、3時半まえには早々に退却。
花粉症と寒さで鼻水がズルズルでした。この時期はポケットティッシュ常備。
ジャガイモ植えたよ
地震後、久々の農作業再開です。
今日は自家食用のジャガイモを植えました。
ジャガイモは数日前から陽にあてておき(夕方にしまい忘れると凍みるので注意)、植える前に半分に切って灰をまぶします(切り口から腐らないように)。

鶏ふんと堆肥を撒いて、トラクターで耕します。ジャガイモ以外の畑も耕すつもりでいたのに軽油が心もとないので中断。
耕すのは乗用トラクターですが、ジャガイモを植える溝はクワを使います。これがけっこう腰と腿裏にくる。
ジャガイモを溝の底に置いて、足の土踏まずで踏みながら植えていきます。植えたあとで化成肥料とハス(つるっとした表面のイモを作るためのものの商品名)を撒きます。ハスはイモの上に、化成はイモとイモの間に撒きます。
他にシソとお盆用のアスター(小菊)の種を撒きました。
午後からはサクランボの摘蕾。
サクランボの芽は葉芽1箇所に5〜8個くらいの花芽が出るので、その花芽を1個にします。

去年までは1箇所2〜3個残していましたが、どうしてもMサイズ以下が多くなので、今年はL、LLを狙って1個に絞ることにしました。実際の結果はそんな思い通りいくものなのかお楽しみ。
摘蕾はモモと同様、ひたすらぷちぷち芽をおとしていく作業なので時間がかかります。必要なのは技術でも経験でもなくただ根気のみ。
絶望的観測
3月11日の地震でわたしの住む福島県福島市も停電・断水といった被害があったとはいえ、岩手、宮城、福島県の浜通りに比べればどれほどのこともありませんでした。今、近くの支所には浜の方から150名ほどが避難してきています。今日は少し暖かかったですが、朝はまだ氷点下になることもあり厳しい生活を強いられている人たちのことを思うと申し訳ない気持ちになります。
今日、枝野官房長官の会見で絶望的な発表がありました。福島県の原乳と茨城県のホウレンソウから、食品衛生法の暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出されたというもの。
原発が危機的状況となって以来、原発から100km以上離れた福島県会津地方の野菜ですら市場では敬遠されていたそうです。会津の放射線量は東京よりもずっと少ないくらいです。それでも「福島県産」と付いた時点でどれも一緒くたに“汚染”食物扱いされます。いわゆる風評被害ですが、今回の発表でその流れはいっそう加速していくことが確定しました。
消費者が今回の地震のことを忘れるまでは、福島県産の農産物はいっさい売れなくなるでしょう。勿論、検査をして安全の確認をするのは当然ですが、そんなこととは関係なくイメージだけで消費者からは拒否されます。いや消費者以前の卸しが買ってくれないでしょう。
じっと一年辛抱するしかないです。
一年経てば消費者は原発のことなんか忘れます。中国産高濃度農薬野菜のことを覚えていますか?同じく中国産農薬入り冷凍食品のことを覚えていますか?米国産BSE牛のことを覚えていますか?
一年我慢して、その間に誠実に安全な農産物を作っていればなんとか7割くらいは出荷量が戻ってくると思います。でもそれまでそれくらいの農家がやっていけるのか…。今回の地震で物理的に農業を続けていくことが不可能になった農家もたくさんあります。そしてさらに放射能汚染のレッテル。
先がまったく見えない現状で、どれだけ希望をもって農家を続けていけるのか。
実際に被災された方の苦しみは想像にあまりあります。そう思うと自分だけがつらい思いをしているなんてとても思えませんが、それでもやはり暗い気持ちになります。
せめて早く原発の事故がおさまってくれることを祈ります。
アスパラ部会&もも剪定講習
ここ最近の作業はひたすらももの摘蕾です。時間がかかるうえに雪が降ったり用事があったりでなかなか進みません。
ぽちぽちやっていればそのうち終わるので気長にやってます。
3月1日に午前がアスパラの部会、午後がももの剪定講習でした。
アスパラは防除暦もらって、春先の管理の注意点をうかがいました。
ももは実地。寒かったぁ〜。
実際にはももの剪定はだいたい終わっている時期で、若木が何本か残っているところで切りながらの説明になります。
基本は主枝・亜主枝の背中に出た勢いの強い枝をはずしていくと…

若い樹は主枝・亜主枝がはっきりしているので迷わず切れるんですが、実際は主枝・亜主枝が判然としない古木になってからの方が長いわけで、枝の更新やら切り戻しの方が実用度は高かったかなと思います。りんごほど今やってることとズレがなかったので、だいたいは飲み込める内容でした。









